Q. お施餓鬼のお塔婆はどうしたらいいですか?

A. 持ち帰りまして盆中は自宅にてお供えください

8月5日のお施餓鬼法要でお経をあげたお塔婆は一度ご自宅にお持ち帰りいただきます。

お盆はご先祖様が家にお戻りになりますので、お迎えしましたらお塔婆も盆棚(または仏壇)にお供えします。
僧侶が皆様のお宅に伺う棚経では、お塔婆の供えられた盆棚の前でお経をあげていただくことが望ましいです。
そしてご先祖様を送られる日にお塔婆をお墓に立てます。

正覚寺では例年15日にお檀家の皆様が「おたっしゃ参り(お墓参り)」をされる方が多く、その際午後にお墓でのお経、また16日早朝に精霊送りの儀式をしておりますのでそのどちらかの日にお塔婆を持って墓参される方が多いです。

どのように供養すればいいのか悩む時は上記のようなことを参考にして頂いたり、お気軽にご相談ください。

ご供養(儀式)の作法につきましては同じ地域や正覚寺の檀家であっても異なることがございます。

ご自身が行ってきた作法と違うと感じられた場合、ご先祖様から引き継がれた伝統を受け継いでいらっしゃるご家庭ではその家の作法を優先することをお勧めしております。